# 準備 TCPプログラミングの演習を始めるための準備手順を説明します。 uvを使ったPythonの環境管理を行ってから作成します。 この部分は、UDPでのプログラミング環境構築と同じです。 1. network(VM)にログインする 2. 開発用のディレクトリを作り、そこでVS Codeを起動し直す 3. Pythonの利用を宣言する このうち1.のnetwork(VM)にログインするは、すでに完了しているとします。2,3の話に移ります。 ## 開発用のディレクトリ作成 開発用のディレクトリを作成します。ここでは、`~/tcp-programming`としておきます。 ```bash mkdir ~/tcp-programming ``` 次に、VS Codeをこの開発用ディレクトリで開き直します。 ```bash cd ~/tcp-programming code --reuse-window . ``` ```{note} - VS Codeの`--reuse-window`オプションは、すでに開いているウィンドウを再利用するためのものです。 - 場合によっては再度ログインの扱いとなり、パスワードを聞かれることがあります。 ``` ## Pythonの利用を宣言する 本科目でのPythonはuvを使って制御しています。そのため、Pythonの利用をuvで宣言します。開発環境に切り替えた後のVS Codeのターミナルで以下のコマンドを打ち込んでください。 ```bash uv init # uvの初期化 ``` もし `main.py` が作成されている場合は、今回は使わないので削除してかまいません。 また、`README.md` も不要なので削除してかまいません。 結果として、以下のファイルがあればOKとなります。 - {file}`.python-version` ※ 隠しファイルで見えない場合もあります - {file}`pyproject.toml`