# 歴史的背景 現代のネットワークに行き着くためには、先人達の苦悩の跡がいろいろあったりします。 ## スタンドアロン型からネットワーク利用型への進化 * 初期のコンピューター → 現代への遷移 * バッチ処理 * カードなどでプログラムを作成 * カードを読み込ませる * 結果を出力する * 例えばこんな感じ(引用元: [帰ってきた「TEAMたけ」の日記](https://takeshi704.blog.fc2.com/blog-entry-2816.html)) ![](https://blog-imgs-172.fc2.com/t/a/k/takeshi704/IMG_0966.jpeg) * タイムシェアリング(TSS) * 1台のコンピューターを複数人で利用する * ケーブルを使って端末(キーボード+画面)をつなぐ * 命令を各端末から非同期で入力できる 出力も当然非同期となる * コンピューター間通信 * コンピューター同士を繋いでデータのやり取りをする * それぞれの性能や機能が異なる * それぞれのコンピューターの特性を活かして利用する * ネットワークの登場 * 各コンピューターの性能がそれなりに向上する * 一人一台の運用も可能になってくる * 各コンピューターをネットワーク的に接続する * 部屋や階を跨いだり、建物を跨ぐ通信へと進化 * 電話回線などを用いた遠距離通信も可能に * インターネット * 1990年代中頃から一般に普及し始める * 各種サービスの一般開放 (メール、WWW(World Wide Web)、その他) * 通信媒体の進化とコスト * 当初は電話回線(従量課金) * 携帯電話の登場で無線通信も可能に * 光ファイバーの登場で通信速度が飛躍的に向上 * モバイル回線が段階的に割安になってくる 現在だとおおむね定額制 ## おまけ: ネットワークの規模と呼び名 * LAN(Local Area Network) * 限られた範囲のネットワーク * 例えば、同じ建物内のネットワーク * イーサネットやWi-Fiなど * WAN(Wide Area Network) * 広域ネットワーク * 4Gとか5Gとかはおおまかにここ * PAN(Personal Area Network) * 個人のデバイス間でのネットワーク * Bluetoothなど