Docker Desktopのリセット

  • Docker Desktopによる更新

  • Windows Updateによる更新

以上を行っても正常に起動できない場合は、Docker Desktopのリセットを行うことになります。

行う前に確認

行う前に、以下の点に留意してください。

  • マシン上で使っていた開発コンテナやイメージ・その他のコンテナが全て消える

  • ボリュームに入っているデータが消える

    • データベースのコンテナが持っていたデータ(テーブルや値など)が消える

    • その他コンテナ内部で使っているボリュームがあればそれも消える

    • 開発コンテナーに対して手動で行ったカスタマイズも消える

  • 削除後、開発コンテナーに入ることで、初期状態に戻る

    • dbディレクトリに入っている初期化用コード(init.sqlなど)があれば、そこから初期状態の再現は行われる

    • 利用するイメージもなくなっているので、適宜取得/ビルドが行われる

      • その関係で初回起動時は時間がかかる(数分〜十数分)

リセット方法

  1. Docker Desktopのダッシュボードを開く

  2. 右上にある「虫」のマークをクリックする

    デバッグモード呼び出し
  3. Reset to factory defaults をクリックします

    初期化ボタン
  4. 「リセットしていいのか」の確認が出るので、 Yes, reset anyway を選んでください

    phpMyAdmin接続直後の画面

以上の作業で初期状態に戻す処理が行われます。数分〜十数分待ちましょう。 リセットが完了すると、ダッシュボードが復帰します。

  • ダッシュボード左下のステータスが黄色の Engine stopping になる

  • その後黄色の Engine starting になる

  • その後緑色の Engine running になる

これで復帰しました。

Docker Engine: 停止中 Docker Engine: 起動完了

この状態で、イメージ・コンテナ・ボリュームが全て無い、初期状態に戻りましたので、 開発コンテナーを起動してみてください。環境構築からスタートします。